血管肉腫は、中年期から老年期の大型犬に多く見られるガンとして知られています。定期検診だけでなく、飼い主も血管肉腫の原因や症状、予防法などを知って、早期発見へと活かしましょう。 血管肉腫という病気について・・・・ 救いようのない癌だということ・・・ ... それぞれ犬によって最期は違うかもしれないが・・・ アニーは壮絶だった・・・・。 目を見開き、歯をむき出して、断末魔の叫びのような. 愛犬のゴールデンレトリバーとの最期は、血管肉腫(末期)との診断を受けてからたった半月で旅立って行きました。どんな診断を受け、どう過ごしたか。異変を感じてから最期看取るまでの経過とその時の思いをつづりました。 当サイトに掲載の記事・見出し・写真・画像の無断転載を禁じます。Copyright © 2020 IID, Inc. SLAUTERBECK, JR, et al. 血管肉腫は、特にメスに多く、避妊手術済の犬は未避妊の場合に比べ罹患率が4~5倍とも言われています。「Swiss Canine Cancer Registry(スイス・犬のがん登録の意)」の1900件を超えるデータを調査したところ、避妊手術済みのメスが未避妊の個体よりも1.6倍から2.2倍、この病気にかかって … EFFECTS OF SPAYING AND NETTERING ON THE PREVALENCE OF ACL INJURY IN DOGS; Texas Tech Medical Center, TX; 50th Annual Meeting of the Orthopaedic Society*2. ゴールデンレトリバーの愛犬リー(13歳8か月)が2019年9月25日、異変を感じてから1か月立たないうちにお空へと帰っていきました。, 8月中はいつもと変わらずだったんですが、高齢犬ということもあり異変から本当にあっという間でした。, その時の1か月間の様子を記録していたので、日記をほぼそのままに、時系列でお伝えしていきます。, 高齢犬だし可愛いわがままも増えて来ていたから(笑)、ドッグフードが嫌なのかなと思っていました。, ささみフレーク、いなばのシーチキン、ジャーキー、ちゅ~るスティックなど食べてくれるものを求めて色々買ってみました。, そのうちに、便がゆるくなるのが続いたので「こりゃおかしい!」ってことで、病院を受診することにしました 。, 病気だったらとの不安もありつつ、前に病院に行った時のように「老犬だから徐々に準備をしているだけ」と言われることを期待して…, ◆うんち緩いのは、腫瘍が腸を圧迫して追いやってるからうまく消化できずにゆるいままになってしまうから。, ◆確定診断するのに腫瘍の細胞とって精密検査するとなると針を刺す時点で破裂しちゃって致命傷になりかねないからしない。, だから突然の破裂がないことを祈りつつ、腹部に衝撃を与えないようにしつつ、食べたいときに食べたいものを食べさせて、余生を過ごすのがいい。, そもそも、この13歳と8か月という年齢のゴールデンはもうかなり希少だから、元気でいること自体が凄いことだそう。, こんな深刻な状況の病気だと知り、ショックを受けたとともに、いよいよお別れが近いと言う本気の覚悟が出来ました。, 夕方、大好きなバーバが来て私に代わってリーを見ていてくれた時、ご飯をあげたら最後ほんの少しの残しただけで食べてくれたって。, 気分転換にもなるかなと、抱っこして車に乗せて1時間程の距離の行き慣れた私の実家へ。, 大好きな私の妹がパンやジャーキー、ささみフレークあげたらここ最近にしちゃ沢山食べてくれたよ!, この日の夜、いつものように寝るのに2階へあがるとき、途中2箇所ある階段の踊り場で休み休み上ってきた。, トイレはいつも通り、リビングの窓からウッドデッキ、庭へと出入り出来ているけど、もう足元結構ギリギリかも。, 午前中はなんとか立ち上がって水のみに歩いて移動していたけど、午後になってからは立ち上がろうとしていても立ち上がれなくなってしまった。, 滑らないカーペットの上でも起き上がれず、お水を飲みに行けないでいるから、動きたそうにしていたらリーのところまで運んでいる。, トイレも外でしかしたことないから、布のバッグを切って簡易ハーネスを作り支えながら庭へ出した。, そして全部出しきれていなかったようで戻り途中の間ポタポタと漏らしながら玄関へ向かってる状態になってた。, 朝、とーさんが抱っこして庭に連れてったら、自分でヨロヨロ歩いてしゃがんで両方の排泄が出来たーっ!, そして出したら食欲出たのか、ささみスナック5,6本、レバー2枚、肉巻き1本と沢山食べられたよ!, 朝庭歩けたしと思ったけど、日中は家の中を歩くことはなく、14時頃抱っこして連れだしたトイレもしゃがめずに断念。, 夕方、大好きなジージとバーバ来たら、しっぽ振って喜んでたし、ササミ食べたし抱っこで外出してもらったら庭少し歩いて排泄もした。, 寝返りや少し体勢を変えるぐらいなら自力で動けているけど、伏せから立ち上がることは出来ないの。, こちらが立たせちゃえばなんぼか歩けるけど、自力ではもう完全に立ち上がることが出来なくなってしまった。, でもその後、オエッと吐いたらガム5センチぐらい出てきたから、ちゃんと噛めていない上、しっかりのみ込めなくなってきていると感じた。, 昼前頃、リビングの窓の前で日向ぼっこさせていたら暑かったのか気付いたときにはテレビの前まで移動していた。, 夜、庭で排泄する時の歩き方が、もう足をちゃんとあげられないから、肉球ではなくて足の甲で歩くカンジになっちゃうときもある。, 私が「よいしょ」っと肉球を地につけてあげても、その次の一歩を進むのがやっとでまた足がクキッと曲がったままになってしまう。, いなばちゅ~る3本も食べるも、その前後に飲んでいたお水とともに大量に吐いてしまった。, 庭から戻るときに抱き抱えていると、ポタポタと残尿が垂れてしまうのをなんとか対処せねば。, すぐに近くにあったチラシを用意してキャッチ成功と思いきや、染みずに流れてしまい床と布団を汚してしまった。, 昼過ぎにちゅ~る一本食べるも、また10分後に黄色い水とともに大量に吐いてしまった。, 後日シート買ってきたけど、この時点で用意して敷いていればこんなに大変にはならなかったなと。, こないだ雨の日外出すの大変だったし、状況的にもいよいよオムツ必要かなと買ってきてリーにつけてみた。, プルプル全身動いていて口をガッチリ閉めきって歯をくいしばっていて、白い泡をふいてる。, 痙攣がある程度おさまってきてとーさんと私で撫でていたら落ち着いたけど、目はまだ焦点が合わず。, もう後ろ足どころか前足も支えていられない状態でなんとかしゃがみポーズとってオシッコさせた。, 今日も天気がいいから日向ぼっこしようと昼前に外へ出したらオムツにウンチしてたので、そのまま横になった体勢のまま庭でお尻洗い&毛のカット!, もう頭をあげていられないぐらいグッタリしたままだったから、吐き出しやすいように頭を支えてボウルの中へオエ~ッと。, 1分間ほど全身ガタガタ、牙をむきながらの痙攣で、今にも一瞬で起き上がって走り出しそうな結構激しい震えで、とーさんもいない状況だったし正直怖いと思って緊張した。, そのあと実家からジーババ来てくれて、その間にリーの下に敷くシート(一番大きいサイズの)を買ってきた。(対応が遅い私だわ…), さて、もう外へ出すのは難しい状況だし、家の中でお尻洗うったらどうすりゃいいんだ??, とりあえず、子供たちの邪魔も入って洗う作業が大変そうだから、とーさん帰宅するまでそのまんまでお願い。, リーの様子をうかがいながらも、ご飯支度や食事やらで我が家のいつものちょいと慌ただしい日常の時間が過ぎていく。, 家族みんながいる時間、我が家の日常感溢れる普段通りの環境の中で、眠るように逝きました。, 改まった雰囲気ではなくあまりにもいつも通りな空気の中で、きっと安心して眠りにつけたことでしょう。, だけど目をピクッとさせるとか、呼吸をしてお腹が膨れるようなことがなくてグッタリーちゃんなの。, 子供たちもここ1ヶ月で命というものを目の当たりにして、それぞれ色々思うこともあったに違いありません。, という後悔は残りますが、知らなかったからこそ余計なことは気にせず普段通り接することが出来たとも思ってます。, 9月になってからは毎日どうしたらリーが過ごしやすいかを考えて、常に向き合っていたとても濃い1ヶ月でした。, あなたもいつか必ずくる愛犬とのお別れのときに幸せだったと思えるよう、今というこの瞬間の時間をめいっぱい楽しんでくださいね!, 3歳になったばかりの子とちょろちょろ動く赤ちゃんいるからお水をずっと置いておけないし、飲む時には新しいお水あげたいから運んでいました。, このとき8ヶ月の娘がギャァギャァ泣いていて理由はウンチしてて、2人の対応でかれこれ30分近く二人のウンチと戦っていた私でした(笑). ワンちゃんの平均寿命が伸びる一方、高齢になればなるほど、様々な病気のリスクは高まりますよね。高齢化による背景には、残念ながら犬の世界でも死因として、癌は常にトップに挙げられています。なので、いくら健康に気を遣っていても絶対に癌にならないとは言いきれませんよね? 前回ご紹介したように、現状では悪性腫瘍と性ホルモンとの関連に関する詳細な研究は行われていません。「病態生理学」という分野での研究が必要とのことです。したがって、現在言われていることはあくまで統計的な調査結果ですが、次のような傾向があるそうです。, 骨肉腫は、特に大型犬に多く死亡率の高い病気です。複数の研究機関が比較的サンプル数の多い調査を行っており、骨肉腫になる割合は避妊・去勢手術を行うことで性別を問わず2倍に上がるという報告などがあります。, 血管肉腫は、特にメスに多く、避妊手術済の犬は未避妊の場合に比べ罹患率が4~5倍とも言われています。「Swiss Canine Cancer Registry(スイス・犬のがん登録の意)」の1900件を超えるデータを調査したところ、避妊手術済みのメスが未避妊の個体よりも1.6倍から2.2倍、この病気にかかっていたというデータもあるそうです。そのほかの癌も、特にメスの場合に避妊手術によってリスクが上がるという報告があります。, 一方で、避妊・去勢手術と血管肉腫の間には一貫した関連性が発見できないとするレポートもあります。700頭を超えるゴールデンレトリーバーを対象に行われたある調査では、1歳前に避妊手術を施した犬の罹患率が1.8%、1歳以降が7.4%、未避妊の犬では1.6%という結果で、一貫性を欠いています。また、オスの場合は有意差が見られなかったそうです。, マスト細胞腫については、さらに結果が様々です。「ビズラ」(ハンガリー原産の「ポインター」種)150頭を対象にしたある調査では、避妊・去勢手術を施した犬たちが、そうでない犬たちよりも3.5倍も多くこの病気を発症したとの報告があるそうです。また、色々な犬種300頭について行った別の調査では、避妊手術済みのメスは4倍、去勢手術済みのオスは1.4倍の罹患率とのことです。, ところが、ラブラドールレトリーバーおよびゴールデンレトリーバーを対象に別々に行われた調査では、避妊・去勢手術の有無による有意差が見られなかったそうです。さらにイギリスで400頭以上のサンプルを対象に行った調査では、避妊・去勢手術済の犬の罹患率が逆に低いというデータもあるそうです。, 避妊・去勢手術とマスト細胞腫の発生は犬種によっても変わる可能性が考えられます。いずれにしても、血管肉腫とマスト細胞腫の場合、性ホルモンと病気発生の因果関係についての判断は難しそうです。, リンパ腫は発見が遅れると数週間で死に至る怖い病気。ゴールデンレトリーバーを対象としたある調査では、1歳未満で去勢手術を行ったオス犬に3倍のリスクがあると報告しています。ビズラの場合、避妊・去勢した場合、性別を問わず4.3倍のリスクがあったとの報告もあります。, 一方で、ラブラドールレトリーバーの場合はリンパ腫の発症と避妊・去勢手術の間に相関関係は見られなかったそうです。, このように、避妊・去勢手術が「ある程度」悪性腫瘍(=癌)の発症に影響を与える傾向がありそうだという仮説はありますが、すべて「レトロスペクティブ調査(retrospective study:後向き調査 = 過去のデータから因果関係を検討する疫学調査法の一つ)」、要はデータ(結果)から読み取った傾向です。, 因果関係を厳密に確かめるには、「病態または病理生理学」という、病気とその原因を科学的に解明する学問での研究が必要だそうです。また、以前ご紹介したテキサス工科大学の調査でも、乳がん以外には大きな差異は見られなかったとの報告があります。*1, ・未避妊のメスの4%に乳がんが見られた・1歳未満で避妊手術を行ったメスに乳がんが見られたのは1%未満だった・その他のがんの発生率は、避妊・去勢手術の有無による差は見られなかった, さらに、カリフォルニア大学が純血種およびミックス犬35種を対象に行った最新の調査では、早期に避妊・去勢手術を受けた大型犬に犬種を問わず関節系疾患が多く見られたのに対し、小型犬では関節系疾患と癌の発生に差異はなかったとの結果が出ているそうです*2。, ということで、避妊・去勢手術によって癌にかかるリスクも指摘されてはいる、ということを飼い主は知っておき、判断材料の一つとして頭に置いておくのが良いと思います。, これまでにご紹介した病気のほか、避妊手術を受けた特にメスの大型犬に多いと言われているのが尿失禁のトラブルです。未去勢の犬には全く症状が見られなかったのに対し、1歳未満で手術を受けたメスの7%に症状が見られた研究もあります。中には、この割合が20%近くあったという調査もありました。, 膀胱括約筋の収縮に関与するエストロゲンなどの性ホルモンが欠乏することで、睡眠時や興奮時にコントロールが難しくなるというしくみが分かっているそうです。, それ以上に深刻なのは、内分泌系(ホルモン)の病気です。アトピー性皮膚炎、甲状腺機能不全症、副腎皮質機能低下症に加え、免疫介在による血小板減少や溶血性貧血、および炎症性腸疾患といった、免疫性疾患の発症リスクが上がるとの指摘が増えているようです。, 簡単に言えば、避妊・去勢による性ホルモンの不足でホルモンバランスが崩れるという疑いです。, 次回は、避妊・去勢手術を「当然の責任」として行ってきた獣医さんが、内分泌系疾患のリスクを知って180度その考えを変えたというエピソードをご紹介します。, 出典・参考*1. 鳴き声が続き、最後は目も口も閉じず、顔をゆがめながら. (2016) Neutering of German Shepherd Dogs: associated joint disorders, cancers and urinary incontinence; University of California-Davis, CA, 日本自然保護協会は、ソニーと協働する「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」で「第6回わぉ!な生きものフォトコンテスト」を開催する。, 【犬の避妊・去勢手術はどうすべきか vol.2】関節疾患や悪性腫瘍のリスクも…獣医学論文による警告, 【獣医療の最前線】犬の膀胱・尿道移行上皮がん、新しい治療法に向けた臨床試験[インタビュー], TBS系列「BACKSTAGE」たった一人で800匹の命を守る“往診専門”の獣医師に密着…11月15日夜放送, anifare、保護犬・保護猫のリコンディション機能を備えた次世代型シェルターを開設, まるまる“ニャンコ”な1冊「ネコブロスvol.1」、東京ニュース通信社より刊行…12月2日, 京都水族館、20種類のオオサンショウウオグッズで制作した「オオサンショウウオツリー」を展示…12月27日まで, 【リチャードソンジリス日記 vol.3】しっぽは心のサイン、慣れたらこんなにコミュニケーションが取れる![動画], 【リチャードソンジリス日記 vol.1】キュートな2匹との出会い…飼い方や特徴を紹介![動画], 「パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』」、マクドナルドの「ハッピーセット」に登場, 【愛犬のスキンケア】家でシャンプーする時の注意点とコツは?…洗いすぎを避け、しっかり保湿を. HART B. L., et al.