また、敷地の中に、どんな配置をするのか、屋根形状はどういったものにするかなども、大変重要なポイントとなってきます。 では、こういう場合どうすれば良いのか。 〇 有効採光面積 = W×A (W:窓の面積 A:採光補正係数) d1:650 温湿度調整を必要とする作業を行う作業室. そう思われた方は、いくつかの項目を入力するだけのクイック見積もりが便利です!. (h:窓の中心から直上の建築物の各部分までの垂直距離) 補正係数A=(1.543/4.671)×6-1.4=0.5820, 計算していくと洋室1の東側の窓は、採光上有効な開口部にはならないという事がわかります。 こういった事を踏まえて、プランを作成していくといいですね。, 金額や期間は、どのくらいかかるんだろう? 作業室、実験室、手術室、精密機器による検査室、治療を行う居室; 用途上やむを得ない居室. 方法はいくつかありますが、今回は、LDKの採光に問題がなさそうなので、『西側に配置をずらして隣地境界と建物の間に距離を取る方法』と『西側にずらす距離を少なくし、屋根形状と窓を変更する方法』をご紹介します。, 【東側引違窓 16009】 補正係数A=(2.200/4.947)×6-1.4=1.2682, 隣地境界線との距離を取ったことで、洋室1の東側の窓は、採光上有効な開口部になりました。もちろん、お施主様とのご相談の上で行うべきなので、都度都度確認が必要です。, 屋根形状を切妻に変更し、h(窓の中心から直上の建築物の各部分までの垂直距離)を小さくします。, 北引き違い窓 W:1,600 H:900 東引き違い窓 W:1,600 H:900, 【東側引違窓 16009】 採光には3つの条文があり、それぞれ採光無窓になる条件も、制限内容も違います。正しく理解していないと後で痛い目を見る、、という事もあり得ます。, 今回はそんな採光についてできるだけわかりやすくまとめてみました。正しく理解をすれば採光補正係数が取れなくても、一戸建て住宅に居室を作ることも実は出来ます。(その話は長くなってしまうので別の記事にします), 住宅だと一番ネックになるのはこの法第28条でしょう。基本的には住宅の居室はただし書きに該当させないと絶対に採光の確保が必要になります。, しかし、ここに書いてある用途以外はどうでしょうか?(例えば、事務所店舗など)これは法第28条は無視してokです。たまに確認申請で事務所の採光を床面積に対して1/7確保していますが、法第28条がかかって来ないので法第35条と法第35条の3の1/20だけで十分okなのです。, 政令で定める窓その他の開口部を有しない居室を有する建築物というのが、令第116条の2で無窓になってしまっている居室です。, 無窓に伴って、以下の法規制が出て来ます。(小規模建築物だったらそこまで難しくないと思います), 【第35条の3】 政令で定める窓その他の開口部を有しない居室は、その居室を区画する主要構造部を耐火構造とし、又は不燃材料で造らなければならない。ただし、別表第一(い)欄(一)項に掲げる用途に供するものについては、この限りでない。, 法第35条の3の検討が無窓になってしまった場合、主要構造部を耐火構造にするか、不燃材で作る事になりますが、木造だと適合が厳しいです。木造耐火も最近はやりやすくなりましたが、それでもかなり厳しいです。, ただし、法35条の3の無窓検討方法にのみ、少し違った検討方法があるのはご存知ですか?法文でご説明します。, 【施行令111条】 法第35条の3(法第87条第3項において準用する場合を含む。)の規定により政令で定める窓その他の開口部を有しない居室は、次の各号のいずれかに該当する窓その他の開口部を有しない居室とする。, 一 面積(第20条の規定により計算した採光に有効な部分の面積に限る。)の合計が、当該居室の床面積の1/20以上のもの, 二 直接外気に接する避難上有効な構造のもので、かつ、その大きさが直径1m以上の円が内接することができるもの又はその幅及び高さが、それぞれ、75cm以上及び1.2m以上のもの, 直接外気に接する避難上有効な構造の開口部で、その開口部の大きさが750mm✖️1200mm、1m円(非常用進入口と全く同じですよね)必要です。が、これを満たせば通常の採光計算は不要です。, これって少し希望持てませんか?これを満たせば、狭小地で採光取れない時も居室を作る事ができるかもしれません。, ちなみにこの直接外気に接する避難上有効な構造の開口部の判断は申請先に確認した方がいいのですが、当該開口部から道路まで避難できる通路や避難器具(2階だった場合)が考えられます。, いかがでしょうか。採光の違いの区別について整理がつきましたか?今回は長くなってしまうので掲載できなかったのですが、採光計算満たせない一戸建て住宅に居室を作る具体例も記事にしたいと思います。そちらを読めばもう少し採光への理解が深まるはずです。, このサイトを作成している管理者。建築士。建築法規に関わる仕事をしています。難解で堅苦しい建築基準法を、面白くわかりやすく伝えていきます!, 住宅、学校、病院、診療所、寄宿舎、下宿その他これらに類する建築物で政令で定めるものの居室, には、採光のための窓その他の開口部を設け、その採光に有効な部分の面積は、その居室の床面積に対して、, ただし、地階若しくは地下工作物内に設ける居室その他これらに類する居室又は温湿度調整を必要とする作業を行う作業室その他用途上やむを得ない居室については、この限りでない。, 別表第一(い)欄(一)項から(四)項までに掲げる用途に供する特殊建築物、階数が三以上である建築物、, については、廊下、階段、出入口その他の避難施設、消火栓、スプリンクラー、貯水槽その他の消火設備、排煙設備、非常用の照明装置及び進入口並びに敷地内の避難上及び消火上必要な通路は、政令で定める技術的基準に従つて、避難上及び消火上支障がないようにしなければならない。, ただし、別表第一(い)欄(一)項に掲げる用途に供するものについては、この限りでない。. 窓(開口部)があれば、採光がとれるんじゃないの!?と思ってしまいますが、施行令第20条第1項、第2項では、有効面積の算定方法について記されています。この内容を簡単にまとめると、 3.1 おまけで、敷地内通路1.5m確保もしなれけばならない; 4 まとめ:無窓居室 になっても採光以外はなんとかなる; 採光無窓になってしまった場合. 補正係数A=(1.220/3.599)×6-1.4=0.6338, 【北側引違窓 16009】 補正係数A=(0.650/4.947)×6-1.4=-0.6116 → 補正係数がマイナスとなり、有効でなくなる。, 【北側上げ下げ窓 06009】 今回は、日々の確認申請業務を行っている中で、お客様からご質問を受けることが多い事の一つ『居室の採光』をテーマにしたいと思います。 では、ここで、いくつかパターンを見てみましょう。, dは窓の直上にある建築物から隣地境界までの水平距離。 ただ、屋根形状の変更は外観イメージがガラッと変わってしまう為、やっぱり、こちらもお施主様とのご相談が必要となります。, このように、居室の採光については、法規上の決まりがあるため、むやみに窓を取り付ければ良いと言う訳ではないという事がわかります。 d2:1,543, 【東側引違窓 16009】 (d:窓の直上にある建築物の各部分から隣地境界線等までの水平距離) 法チェックをしていると「あれ?ここの部屋、採光クリアしない」「居室の採光が取れない」ということが出てきます。, 建築基準法第28条第1項では、住宅、学校、病院、診療所、寄宿舎、下宿その他これらに類する建築物で政令で定めるものの居室には、採光のための窓、その他の開口部を設け、その採光に有効な部分の面積は、その居室の床面積に対して、住宅にあっては、1/7以上、その他の建築物にあっては、1/5から1/10までの間において政令で定める割合以上としなければならない。 採光のための開口部を設けることを要しない居室についてH7住指発153) 用途上やむを得ない居室とは. 〇 開口部の有効採光面積 ≧ 居室の床面積×1/7 ただし、地階若しくは地下工作物内に設ける居室その他これらに類する居室又は温湿度調整を必要とする作業を行う作業室、その他用途上やむを得ない居室については、この限りではない。とされています。, 住宅の居室のうち、居住のために使用されるものについては、採光上有効な開口部を設けなくてはなりません。, では、採光上有効な開口部とは、どういった開口部を指すのでしょうか。 補正係数A=(1.543/4.307)×6-1.4=0.7495, 隣地境界線からの距離を大きくずらさない場合は、上記の様にhの値を小さくするようにしたり、窓の面積が大きくなるものに変更するのも手段の一つです。 そもそも、採光についての条文は全部で3つあります。 そちらについては、過去に記事にしています。 こちらの記事の内容を要約すると、 そして、それぞれの規制内容を整理したものがこちら。 この3つの条文すべてを適合させればいいわけです。 さて、狭小地の一戸建て住宅の計画で採光補正係数が確保できない時にみなさんはどうしますか?, だから、今回テーマにあげている住宅の採光も3つの法文に適合させる事ができれば計画可能です。(表を確認すると、住宅の居室は3つ全ての適合が必要です), ズバリ、法第28条を適合させるためには、この『その他用途上やむを得ない居室』に当てはめるしか手はありません。, それは、『建設省住指発第153号』の通達に記載があります。(建設省住指発第153号へのリンクはこちら), もし鉄骨造やRC造で一戸建て住宅を計画する場合は無視していいですが、木造だったら絶対に無視してはいけません。超重要法文です。, 理由は、もし無窓居室になってしまった場合、主要構造部を不燃材か耐火構造で区画しなければならないから。木造じゃ無理ですよね?, 一 面積(第20条の規定により計算した採光に有効な部分の面積に限る。)の合計が、当該居室の床面積の1/20以上のもの, 二 直接外気に接する避難上有効な構造のもので、かつ、その大きさが直径1m以上の円が内接することができるもの又はその幅及び高さが、それぞれ、75cm以上及び1.2m以上のもの, 2号の内容は、『750mm×1200mm以上 か 直径1m円が内接する 開口部を設ける事』とあります。, これは申請先の判断になるとは思うのですが、常識的に考えてこの窓から避難するという事なので、窓から道路まで750mmの避難通路は必要になる可能性がありますので、よく確認するようにしてください。, こちらの告示は適合させる為に2つの条件があります。どちらも適合させる必要があります。, まずはじめに今回緩和を受けたい居室を、3つの中から1つの選択して適合させてください。, ②避難階の居室で、当該居室の各部分から当該階における屋外への出口の一に至る歩行距離が30m以下のもの, ③避難階の直上階又は直下階の居室で、当該居室の各部分から避難階における屋外への出口又は令第123条第2項に規定する屋外に設ける避難階段に通ずる出入口の一に至る歩行距離が20m以下のものであること。, このサイトを作成している管理者。建築士。建築法規に関わる仕事をしています。難解で堅苦しい建築基準法を、面白くわかりやすく伝えていきます!, 固定階段であればok(住宅は防火避難規定の解説より、次の経路がわからなくてもokなので). ※補正係数Aは1以上でなければ有効とはなりません。, から、α、β、d、hを求めていきます。 で求められます。, A = d/h × α-β ※但し、A≦3(天窓の場合は、A×3となります。) よく、採光が取れていないから、非常用照明を設置しておけばいい、と安易に捉えられがちですが、法28条の規定による採光は基本的に代替の手段がありません。 いわば、絶対に守らなければならない規定です。 ただし、条件付きの緩和規定はあります。特定の用途やそれに応じた設備を設置することで、緩和を受けられます。 建築基準法第28条第1項では、住宅、学校、病院、診療所、寄宿舎、下宿その他これらに類する建築物で政令で定めるものの居室には、採光のための窓、その他の開口部を設け、その採光に有効な部分の面積は、その居室の床面積に対して、住宅にあっては、1/7以上、その他の建築物にあっては、1/5から1/10までの間において政令で定める割合以上としなければならない。 ただし、地階若しくは地下工作物内に設ける居室その他これらに類する居室又は温湿度調整を必要とする作業を行う作業室、その他 … これを満たせば、狭小地で採光取れない時も居室を作る事ができるかもしれません。 ちなみにこの直接外気に接する避難上有効な構造の開口部の判断は申請先に確認した方がいいのですが、当該開口部から道路まで避難できる通路や避難器具(2