との事でした。疾患活動性が高いほど手術に至るケースが多くなり、病状が安定した寛解が続いても20年で1割は人工関節術に至るとの事です(活動性が高い時期が長い患者さん程、特に大関節の手術になる可能性大)。リウマチ友の会の人の半数は手術治療を経験しているとお話しておりました。生物学製剤が登場した2002年から➡2007年で手術件数は半減しているがその後は横ばいとの事。最近に於いては手と足の手術が多くなったとお話されておりました。患者さんの病態やニーズを考慮した様々な手術方法があるようです。 新薬の話題として シムジア ホームページ . 深い寛解を半年以上維持 3年間順風満帆で40%は薬を全部止められる可能性。寛解維持はしっかり。寛解中はMTXの休止はダメ。 ステロイド止められる人ほどバイオも止められる傾向にある。骨粗鬆症は慢性腎臓病を有する高齢者は生物学製剤使用の単独が望ましいのではと結論。     2位TCZ アクテムラ®  関節破壊が最も進行しやすい時期に如何に早く介入するか?ラルーセン分類3以上(中等度から重度以上で)は生物学製剤が奏功しても膝関節や股関節が等大関節に於いて破壊進行みられる。一旦大関節破壊が中等度進むと途中で良い薬を使っても手術になる可能性が高いとお話されました。如何に悪くなる前に早くリウマチを見つけて治療するかが最重要と仰ってました。 これらの患者さんに有用と言われていました。 発表を終えた後はイブ二ングセミナーと翌日の早朝シンポジウムに参加して参りました!大変なる多忙につき1日目はギリギリ発表で残るイブニングセミナーを。翌日は昼過ぎには大阪に帰らないといけないので早朝の生物学製剤シンポジウムを寸暇を惜しみ目いっぱい聴講して参りました。聴講した時の走り書きをやや支離滅裂的にマトメてみました。 MTXとTNF製剤をどう使うかを中心にお話 海外文献では最初から強力に治療し病状が中等度寛解で甘んじてはいけないとされています。長期の高度の治療効果をもって長期寛解を維持し生物学製剤の使用者は、真っ先にステロイドを減量→完全中止が望ましいとお話。低疾患での生物学製剤の中止はダメ、完全に寛解するまで辞めてはダメとの事。この完全な深い寛解を診断するには関節エコーの画像評価も重要であるとお話されておりました。 シムジア®を使用する事で早期に関節シグナルが消失する事、(当院でも臨床研究中ですが)罹病機関が短い患者さん程炎症シグナルが早く消失するとの事です。因みに胎盤移行性が大変少ないので、エンブレル®と同じく妊娠中の高活動性の患者さんに選択できる良い薬ですとお話しておりました。 当院でも上記の文献に則り、積極的に関節エコーを用いた生物学製剤の休薬を行っています(^O^)/ Copyright© 2017 Yukawa Rheumatology Clinic All rights reserved. この薬剤は効果発現が早く著効例では数日で効果を実感することが出来ます。tnfを中和する薬剤はレミケード、エンブレル、ヒュミラ、シンポニー、シムジアの5種類がすでに承認されており、各薬剤の特徴を知る必要があります。 レミケード マクロファージを活性化させ、TNFαに大きく関連するGM-CSFに対して、その受容体に結合する抗体抗GM-CSFR抗体(Mavrilimumab)が最も有力か??とのお話でした。 35歳を過ぎてクローン病と診断されたおっさんの備忘録的なブログです。病状や治療のこと、病気について調べたことをメモ代わりに書き綴っていきます。 ステロイド、レミケードと経験して、 ●「とうきょうスカイツリー駅」正面改札より徒歩2分 ヒュミラ 105 シムジア 139 シンポニー なし そのうち170例は妊娠期間中を通して使用 流産、未熟児、奇形の発生率上昇しなかった。 ヒュミラ 42人のヒュミラを使用したra妊婦と58人のヒュミラを使用していないra妊婦 84人の健常妊婦を比較 エンブレル  メソトレキセレートを中心とした薬物治療の進歩とバイオ製剤の薬効からかなり高活動性患者さんは減少したとの事です。リウマチ友の会のアンケートで患者さんの期待は 最後に慶応義塾大学 リウマチ内科 竹内 勤 教授  東京女子医大膠原病リウマチセンター 猪狩勝則先生 ④とにかく薬代が高い。 ②ACPA高い シンポニー(ゴリムマブ) ... )との併用が必須ではないが、併用の方が有効性は高い。 シンポニー ホームページ .   ②疾患活動性が評価できる レミケード®の休薬試験では1年投与し半分(55%)がバイオフリー45%は再燃。休薬できるDAS-CRP2.22と深い寛解した患者さんに中止する事できましたが、浅い寛解ではすぐに再燃すると結論。ヒュミラ®休薬試験でも半年でDAS2.6以下となった半分が休薬できたと報告。発症早期で治療介入出来た人、治療の反応が良い人、深い寛解(DASスコア2.22以下)が出来れば半年で得られる人がバイオ製剤の中止が可能となったと話されていました。 東京都墨田区向島3-33-13 *1:川畑仁人, 2018, <生物学的製剤を極める>2. ③骨破壊進行 産業医科大学 第一内科講座の田中良哉 教授 アダリムマブ(ヒュミラ)0〜51%、 ゴリムマブ(シンポニー)2〜10%、 セルトリズマブペゴル(シムジア)2.8〜37%、 エタネルセプト(エンブレル)0〜13% ※ カッコ内は先行品の商品名、私が加筆 と記している。 1位ETN エンブレル® 高疾患の患者さんは著減し75%は寛解期を迎えている。 しかし、糖尿病薬以外の抗リウマチ薬(アクテムラ、ヒュミラ、シムジア、エンブレル、オレンシア)や骨粗鬆症治療薬(フォルテオ)、乾癬治療薬(トルツ)の注射剤は、使用開始後も冷所保管(2~8℃)となっています。 冷たい注射剤をそのまま注射した場合に痛みがあるのは変わりないので、30 ③生活機能の改善 東京女子医大膠原病リウマチセンター 山中 寿教授 川畑仁人, 2018, <生物学的製剤を極める>2. 北海道大学 免疫内科学講座 渥美 達也 教授  Modern Physician, 38, 988-989. この臨床試験の特徴として、2年目で#1群のCZPを完全に中止することで、中止後は両群ともにMTXのみで経過を見る方法をとります。DASスコア(リウマチ指標)3.2以上に脱落するとCZP再開としますが、約半分以上が生物学製剤を再開する事となったそうです。 ②副作用は避けられない。   今後の課題について... 脱落しなかった患者さんの両群を比較しますと1年間での骨破壊抑止効果は#1の併用群は#2の群の約4倍抑止効果あり。やはり早期バイオ介入が重要と考えられますとコメント。 当院でも行っている様に関節エコーで44関節の観察にて全く異常の無い状況が6か月続けばバイオフリー(生物学製剤を休薬)の可能性が高いと。この方法で早期関節リウマチで50%がバイオフリーとなり、なんと!25%がドラッグフリー(薬剤全中止➡治癒)となった 7)シムジア 「シムジア」は2013年にあらたに発売がはじまった生物学的製剤です。ヒュミラやレミケード、シンポニーと同様にtnfの働きを抑える抗ヒトtnfα抗体です。 従来は関節破壊がレントゲンで出だしたら治療しましょうとスローペース治療が➡超早期診断超早期治療介入が必要となったとのお話。MTX(メソトレキセレート)とADM(ヒュミラ®)の早期介入試験(PREMIA試験)について解説されました。診断治療初期から両者併用するとより早く改善し、次にADM単剤、MTX単剤だと10年目の活動性には変わりはないが、骨破壊 骨変形の方は2年で限るとやはりMTX+ADMが最も抑止効果が強い。由って早期に両薬剤の併用が勧められるとの事。 これらをキチンと評価して休薬を行うのがベストであり。完全治癒には まだまだ先は長いとお話されました。 免疫抑制薬の周術期の休薬期間については外科系の先生からしばしば相談があります。日本のガイドラインでは全ての免疫抑制薬についてあまり明確な期間の記載はありませんが、多くの研究では半減期を考慮し、術前はその1.5~2倍程度の休薬期間を設定していることが多いです。 抗製剤抗体・免疫原性. 続いて 1位ADMヒュミラ®  ③寛解維持の観察 今後はアクテムラ®の休薬試験ORION試験やドラッグフリー試験を紹介。深い寛解後にドラッグフリー(薬を全部中止)を行うと6か月間の経過で35%まで減少し1年間で13%まで減少。なかなか全部やめるのは難しいようです(+_+)。休薬後病状が再燃した時には、再び同じ治療で90%有効性が得られるとの事。投与間隔延長試験4週を➡6、8週と延長試験も実施中。疾患活動性が高いと血中濃度はいるが、下がると高い濃度は要らない。間隔をあけるのが医療経済的に有効とコメント。 ②変形した指の整容問題の解決。 1位admヒュミラ® 2位czpシムジア® との事で、現在シムジア®を使用して、どれ位早く関節エコー下での炎症シグナルが消失するかを臨床研究されておりました。     ●「押上駅」A3出口より徒歩10分, 当院は予約制ですが、予約が無くてもご受診いただけます。予約のない方は、診察までに少しお待たせしてしまうことがあります。申し訳ございません。, https://skytree-clinic.jp/wp-content/uploads/2020/02/original-2.png, http://www.rheuma-net.or.jp/rheuma/rm400/rm400_chiryo_bio_9.html.     Modern Physician, 38, 938-940. との事で、現在シムジア®を使用して、どれ位早く関節エコー下での炎症シグナルが消失するかを臨床研究されておりました。生物学製剤を使用して8週間で70%以上の血流シグナルが消失しないとその関節の骨破壊が進行するとの事でした。   中疾患活動性以上の65歳以上の患者さんでも若い人と同様、他の生物学製剤と比較して遜色ない結果と報告。こちらも早期治療介入、罹病期間が短い、ACPA高いとよく効き。 HAQスコア(生活機能)の数字に関係なく良く効いたとの事(とうえいブログのオレンシアサミットにも記載)。若い人はMTX併用が良く効く可能性ありと。オレンシアは感染症の合併や発がん性の報告も少なく、肺病変を有無には関係なく治療効果は一定➡肺病変(間質性肺炎)があっても使用できると強調。 多くの先生が早期診断、早期治療の介入。治療評価から薬剤の減量、生物学製剤の休薬には関節エコーは欠かせないとお話しておりました。 Modern Physician, 38, 938-940. ①メソトレキセレ―(MTX)と併用できない その他ACPA陰性、RF陰性の人 治療短期奏功の人も➡やめやすい。安全性、経済性、病期の治癒を考えると、今後リウマチ治療の休薬を是非進めるべきとお話しておりました。Deepな寛解を得るには関節エコー寛解が重要と仰っておりました。 )、住民検診などでがん検診を受ける、など生活の中での自分へのケアが大切です。, 投稿者: 東広島記念病院 日時: 2010年11月22日 22:26, 2020 / 10 / 30 無料送迎バスの車種が変更されております, 2020 / 7 / 20 新型コロナウイルス接触確認アプリのご案å†, 2020 / 6 / 2 東広島記念病院 面会の方へ, 2020 / 6 / 1 東広島記念病院 送迎バス変更について, 2020 / 2 / 27 新型コロナウィルス感染症についてのお知らせ【2020/5/14更新】, 2020 / 4 / 28 リウマチ・膠原病患者さまの新型コロナウイルスへの対応について, 東広島記念病院 「リウマチ・膠原病センター」. 寛解を目指す時代から、達成した先は?次は? 注射剤は2~8℃保管 糖尿病に使われるインスリン製剤、GLP-1製剤は、使用前は冷蔵庫保管ですが、「冷たいインスリンを注入することによる痛み」 「結露による注入器の不具合」 を避けるため、使用開始後は室温(1~30℃)で保管します。 2019年10月からはヒュミラを中心とした治療を受けており、2020年7月に免疫調整剤の併用も開始しました。, CD-Moさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog ヒュミラ ホームページ . 臨床試験としてABROAD Studyを紹介 *2:桑名正隆, 2018, <使い方と実際>2.     兵庫医科大学 リウマチ膠原病内科 松井 聖先生 ③免疫原性が高いと薬が効かない。 続きましては 関節エコーで大変お世話になりました 2位CZPシムジア® ①痛みと腫れが引く事 エタネルセプト. 発症後2年以内に深い寛解となれば半分以上生物学製剤休薬が可能で、2年以上ならかなり厳しいと。抗リウマチ薬も寛解期6か月維持出来れば減量可能。ステロイド内服している人は寛解状態であってもステロイドを内服している時点で寛解とは言わないと辛口コメント。 この試験で46.5%はバイオフリー(休薬)が可能となったとの事。 ④高齢者(副作用少ない)   |  コメント(0), 生物学製剤を使用して8週間で70%以上の血流シグナルが消失しないとその関節の骨破壊が進行する, 当院でも上記の文献に則り、積極的に関節エコーを用いた生物学製剤の休薬を行っています(^O^)/, 発症早期で治療介入出来た人、治療の反応が良い人、深い寛解(DASスコア2.22以下)が出来れば半年で得られる人がバイオ製剤の中止が可能, 発症後2年以内に深い寛解となれば半分以上生物学製剤休薬が可能で、2年以上ならかなり厳しいと, ステロイド内服している人は寛解状態であってもステロイドを内服している時点で寛解とは言わないと辛口, 当院でも多く使用しております、オレンシア®を中心としたお話でした。オレンシアの適応は, ドラッグフリー(薬を全部中止)を行うと6か月間の経過で35%まで減少し1年間で13%まで減少。, 受容体に結合する抗体抗GM-CSFR抗体(Mavrilimumab)が最も有力か??, 多くの先生が早期診断、早期治療の介入。治療評価から薬剤の減量、生物学製剤の休薬には, 平成29年1月からリウマチ専門医による 4つのポイントを重視したリウマチ専門外来を開設致しました!, 骨粗鬆症 ステロイド骨粗鬆症 リウマチ疾患の骨折予防の為 専門外来を行っています!, リウマチは早期診断、早期治療、早期寛解が大変重要です!!正確な早期診断の為、専門外来を診療中です!.   ブログを報告する. 寛解した先はどうするか?どういった人に薬剤が減らせるか 今後はどう薬剤を減量していくか。 かなり長文になりましたが最後まで一読頂きありがとうございます。10年ちょっと前はリウマチ治療の大革命と生物学製剤が話題となり6~7年前から生物学製剤が続々と誕生し、バイオ治療薬の最盛期に。3~4年前から治療薬の高騰から医療経済の話にスイッチされ、昨年頃から生物学製剤の休薬、減薬試験が多く発表されることとなりました。 当院でも多く使用しております、オレンシア®を中心としたお話でした。オレンシアの適応は 免疫抑制薬の周術期の休薬期間については外科系の先生からしばしば相談があります。日本のガイドラインでは全ての免疫抑制薬についてあまり明確な期間の記載はありませんが、多くの研究では半減期を考慮し、術前はその1.5~2倍程度の休薬期間を設定していることが多いです。しかし、本音のところ休薬期間はもう少し短くても良いのではないか… 2015年の医療費は41兆円 その半分の20兆円は高騰する薬剤費。平成元年からどんどん長生きし、医療は充実し健康になっても医療費が高くつき過ぎて財政が破綻し国が崩壊しては元も子もないとコメント。GDPの8%が医療費であり対費用効果の検討が今後は必要と。 オレンシア(アバタセプト) 点滴、皮下注射、オートインジェクターが選択できる。 投与3回目までは2週間に1回、その後は月1回の点滴(約1時間)。または週に1回の皮下注射。 IL-1β IL17 IL-23を標的とした治療が開発されたが効果は不十分でダメとの事。 生物学的製剤はリウマチの治療を劇的に進め、日本では2003年以降、7つの生物学的製剤が使用できるようになりました。それぞれの製剤に特徴がありますので、主治医の先生と相談して使用する生物学的製剤を決めましょう。, ●4週に1回の点滴(約1時間)または2週に1回の皮下注射。●皮下注射、オートインジェクターは自宅などで自己注射が可能。●リウマトレックス(メトトレキサート)との併用が必須ではない。, ●リウマトレックスが服用できない人や中止したい人も使用できる。●日本で製造された薬。, ●日本で最初に発売された関節リウマチの生物学的製剤。この薬でリウマチ治療が劇的に変化した。●点滴製剤で、1回の投与に約2時間かかる。●初回投与0週として、2週後、6週後、その後は基本的に8週間隔に投与する。●充分に効果が得られない場合、投与量を増量したり、投与間隔を4週まで短くすることが出来る。, ●日本で2番目に発売された関節リウマチの生物学的製剤●50㎎を週1回または25㎎を週2回皮下注射する。●25㎎週1回など、状況により減量しやすい。●リウマトレックス(メトトレキサート)との併用が必須ではないが、併用の方が有効性は高い。●自宅などで自己注射が可能。, ●2週間に1回皮下注射する。●自宅などで自己注射が可能。●リウマトレックス(メトトレキサート)との併用が必須ではないが、有効性の差が大きいので出来る限り併用する。, ●医療機関にて、4週に1回の皮下注射。定期通院する感覚で治療ができる。●有効性が不十分な場合、増量が可能。●リウマトレックス(メトトレキサート)との併用が必須ではないが、併用の方が有効性は高い。, ●ローディング投与(投与開始時、2週間後、4週間後に400mg皮下注射を行い、一気に血中濃度を上昇させること)が可能●自宅などで自己注射が可能●即効性が期待されている。●リウマトレックス(メトトレキサート)との併用が必須ではないが、併用の方が有効性は高い。●妊娠中・妊娠希望の人に投与可能(胎盤および乳汁への移行がほとんどないと考えられている。), ●投与3回目までは2週間に1回、その後は月1回の点滴(約1時間)。または週に1回の皮下注射。●皮下注射、オートインジェクターは自宅などで自己注射が可能。●リウマトレックス(メトトレキサート)との併用が必須ではないが、併用の方が有効性は高い。, 生物学的製剤はこれからも進化していくことが予想されます。新しい情報が届き次第、再度アップいたします。. | 現在、生物学的製剤は多数出ております。しかし、何をどのような理由で使っているのかわからないという声を聴くことがあります。, 関節リウマチに使用される生物学的製剤にはたくさんの種類がありますが、現在のところ大きく分けて3種類に分類されます。, 現在までにレミケード、エンブレル、ヒュミラ、シンポニー、シムジアの5種類が使用されております。これ以外にもバイオシミラー(生物学的製剤のジェネリックのようなもの、先発品と比較し安価)としてインフリキシマブ・エタネルセプトといった種類も登場してきました。, 効果の発現は以下の2製剤と比較し早い傾向にあります。一方で二次無効と言って長期間使用していると効果が弱くなることがあります。」, 最近になりアクテムラだけでなく、ケブザラという新しいIL-6阻害薬も登場してきました。, 効果の発現は抗TNF-α阻害薬と比較すると遅いのですが、二次無効が起こりにくく、またMTXなどの免疫抑制薬の併用が無くても効果が発揮しやすい薬剤です。, こちらもアクテムラ同様効果がみられるのは抗TNF-α阻害薬と比較すると遅いのです。しかし二次無効が起こりにくく、こちらもMTXなどの免疫抑制薬の併用が無くても効果が発揮しやすい薬剤です。, 基本的には、特段の事情がなければ(結核の既往や高齢者など免疫抑制薬使用のリスクの高い方、また肺疾患など既往がある方など)まずTNF-α阻害薬を使用します。, しかし、あまりTNF-α阻害薬があまり効かない方もいらっしゃいます。最初の生物学的製剤で効果が見られない方は全体の30%ほどいるといわれています。, そういった方には抗IL-6受容体抗体やCTLA4抗体に変更してみます。すると効果が出てくることがあります。生物学的製剤の使い分け, マイルドにきく抗IL-6受容体抗体アクテムラ・ケブザラやCTLA4抗体オレンシアが安心です。, 生物学的製剤の投与方法は、点滴(レミケード、オレンシア、アクテムラ)や自己注射(エンブレル、ヒュミラ、シムジア、アクテムラ、オレンシア)、月に1回の皮下注射(シンポニー)などです。私はその方のライフスタイルに合わせて使い分けをしています。, 自己注射ができる方はなるべく自己注射に、高齢や手関節の変形で自己注射が難しい方は点滴や皮下注射などを選択するようにしております。, これまで関節リウマチ治療というのは、長らくステロイドのみという時代が長く続いてきました。しかし、免疫抑制薬MTXなどの使用が可能となり、そして生物学的製剤の登場により関節リウマチの治療内容は激変いたしました。, これまでは関節リウマチに罹患した場合、関節変形は免れないものでした。しかし現在では、ガイドライン通りにしっかりと診断治療を行うことにより関節変形を起こすケースは極めてまれなものとなりました。, つまり、治療の目標が「変形しない」ではなく、いかに「寛解」を達成し、その先である「ドラッグフリー」お薬の卒業をいかにめざしていくか?という時代になってきました。その中で生物学的製剤の利用は、速やかな寛解の達成を可能とする非常に効果的な薬剤です。免疫を抑制することによる易感染や、高額というデメリットも存在します。しかし細やかな受診による感染予防、そして高額療養費などの利用によりそういったデメリットを払しょくすることが出来れば非常に効果的な薬剤であるといえます。, 生物学的製剤を正しく利用することが出来れば「ドラッグフリー」は実現不可能なものではないと私は考えております。, リウマチ財HP:http://www.rheuma-net.or.jp/rheuma/rm400/rm400_chiryo_bio_9.html, 〒131-0033