東京のトライアル拠点YSP京葉から、ヤマハトリッカーをベースとしたコンプリートのマシンが登場した。 セローの数少ないウィークポイントのひとつが、柔らかすぎるサスペンション。そもそもセローはジャンプなどのハードなオフ走行は想定していません。足付きをよくするために、ホイールトラベルも前:225mm、後:180mmと短く設定されています。そのため、高速で大きなギャップを通過する際ショックを吸収しきれずに、ハンドルが振られたり底付きしたりすることもあります。短いトラベルのまま、ショックの吸収性能を高めるには、スプリングレートを変えることです。そこで、フロントフォークのスプリングをテクニクス社製のハードスプリングに交換し、リヤショックはユニットごとテクニクス社製のパフォーマンスショックに交換してみました。, 12000円で、パフォーマンスが格段に向上するならコスパが高い。今回私は標準をチョイス。メーカー公表値では、スプリングレートは、4.2N/mmとなっています。純正品の値は3.8N/mm。数値では硬さがわかりませんので、まずは交換して確かめるしかないですね。, こちらはちょっと値段が高いので、購入には少し勇気が要ります。でも「全てのステージで純正を大きく上回るパフォーマンス」を期待して、前後交換。これにはちょっと手が出せない、という人には、DRCのリヤショックスプリングのみを交換する方法もあります。 天候:晴れのち曇り一時雨 街乗りから林道までセロー250 林道ツーリング仕様を目指したらこうなった 【野崎史高(のざき・ふみたか)選手】’19年全日本トライアル選手権の最高峰クラス・IAスーパークラスで2位を獲得。Team FwO with YAMALUBEで参戦中だ。, 全日本トライアル選手権の最高峰・IAスーパークラスで、’19年2位を獲得した野崎史高選手がプロデュースしたセロー250が、アンフィニグループから発売された。自身の愛車セローと同様に、レースで使用&レースフィードバックされたZETAやアベ精工などのこだわりのパーツが多数装備されている。, 野崎選手曰く、「林道や山に入っても安心して走れます。立って乗るのにもいいポジションで、上から見る景色もいいですよ(笑)。よりタイヤの接地感を感じられるポジションなので、必然的にできる技も違ってきます。見た目にもこだわって、”やる気スイッチ”が入る仕様になっています」とのこと。エンジンも野崎選手のスパイスが効いた仕様になっている。このポジションならオフロードはもちろんワインディングロードも楽しそうだ。, 【’20 YAMAHA SEROW250 FINAL EDITION FUMITAKA NOZAKI SPECIAL】●価格:70万4000円 ※通常はノーマルタイヤだが、オプションで野崎選手使用タイヤもチョイス可, (左)ノーマルのセローとの違いが一目瞭然なのがポジション。より立ちやすく、山に入っても安心して走れるポジションだ。(右)左は野崎選手所有のセロー250。ほぼ同スタイルだ。, ノーマルと違い、供回り式のZETAのエンドキャップ。転んでも泥が入らないので、スロットルが回らなくなることはない。, 随所にZETAのアルミパーツが多用され、軽量化はもちろん、乗る気を誘うようなドレスアップにもなっている。, (左)アベ精工のアルミ削り出しのスネイルカム。ピッチがより細かく、微妙なチェーン調整が可能だ。(右)ステップ上で足裏を移動させ重心の移動がしやすい、アベ精工のアルミ製ワイドステップ。, 【トリッカーの特別仕様車もアリ】Team FwO with YAMALUBEの監督であり、ロードレースやトライアルで全日本チャンピオンに輝いた実績を持つ大月信和氏監修製作のトリッカー「Lムーン」。前後ホイール径(F:21/R:18インチ)やシートも変更。野崎選手も製作に加わっている。気軽にトライアルごっこが楽しめるバイクだ。●価格:63万1400円, 【アンフィニグループ】YSP千住、YSP墨田、YSP京葉、YSP船橋、YSPつくば、YSP福島を展開するグループ。Team FwO with YAMALUBEをサポートしている。, ユーロ6規制の大波に備え、強制進化で二輪車の未来を切り開け【バイク新車近未来予想】, カワサキNinja 1000SX BEETカスタム【ナサートエボリューションタイプ2】. IAS:10セ…, 2018年、2019年と2年開催されて好評のCity Trial Japan(シティトライアルジャパン)が、今年も開催される。開催日は11…, 10/25第57回バイクトライアルKAMEOKA CUP(KC57)(20/9/17), 正規輸入車両以外のMONTESA・TRRSはMFJ競技エントリーできない可能性(20/1/17). h4 { } 交換プロセスは省きますが、リヤショックの性能を活かすためにも、交換後にはサグ出しを必ず行って下さい。 This article is a sponsored article by ''.  トリッカーとセローは、エンジンや車体まわりに共通部品が多い兄弟車種。セローにはもともと21インチ/18インチの、トライアルタイヤがはいるホイールがついているから、セローならそのままトライアルが楽しめるのではないかと思いがちだが、あえてトリッカーがベースマシンとして選ばれたのは、理由がある。 MVアグスタ創立75周年記念の限定モデル「スーパーベローチェ75アニバサリオ」が登場, 復活のメグロ!! 新CRF250L/RALLYを土系専門メディアが考察、待ちに待ったオフロード性能重視の車体.  昔々のトライアルマシンは、トリッカーほどではないが、どれも厚手のシートとある程度大きなタンクを持っていて、山の中の長距離移動ができるようになっていた。そんなマシンをベースに、より性能を求めたいライダーは、シートを削ったりタンクを小さくしたり、いろんな改造をしてポテンシャルアップに努めたものだった。最近のトライアルマシンは、輸入された状態で非のない状態のパーフェクトな性能を持っているが、逆に性能アップを図るという楽しみはいささか少ない。このトリッカーは、購入後の、そんな楽しみも与えられているようだ。 今ならセロー250が良いと思います。ちまたで言われているほど250は軟派なバイクではなく、2輪2足で山に分け入るセローのコンセプトからずれていません。トライアルバイクではなくエンデューロバイクでもない、貴重なトレールバイクです。